当院からのお知らせcolumn

予防歯科の重要性〜虫歯・歯周病を防ぐために必要な定期メンテナンス

2026.05.11

「歯が痛くなってから歯医者に行く」——そんな習慣、まだ続けていませんか?

実は、痛みが出てからではすでに歯はかなりのダメージを受けている状態です。虫歯も歯周病も、初期段階ではほとんど自覚症状がありません。気づいたときには、削ったり抜いたりという選択肢しか残っていないことも少なくないのです。

船曳歯科医院では、約50年前の開業当初から「予防」を診療の中心に据えてきました。今のように予防の重要性が広く語られる前から、個室の診療室を整え、予防歯科先進国であるアメリカの診療スタイルを学んできた歴史があります。

この記事では、予防歯科とは何か、そしてなぜ定期的なメンテナンスが生涯の歯の健康を守るのかを、丁寧にお伝えします。

予防歯科とは?〜「治す」から「守る」へ

予防歯科とは、虫歯や歯周病になる前に、定期的なケアでお口の健康を維持する診療のことです。

従来の歯科医療は「痛みが出たら治療する」という考え方が主流でした。しかし、一度削った歯は元の健康な状態には戻りません。「削って詰める」を繰り返すたびに歯は弱くなり、最終的には歯を失うリスクが高まります。予防歯科は、そのサイクルを断ち切るための考え方です。

アメリカやスウェーデンなど予防歯科が根付いた国では、歯科受診の中心は「メンテナンス(検診)」です。痛みがなくても定期的に歯科を訪れ、歯を守ることが当たり前になっています。一方、日本ではまだ「治療を目的とした受診」が多いのが実情です。

日本歯科医師会が2022年に行った調査では、「毎日のセルフケアとともに、歯科医療機関で定期チェックを受けることが歯の疾患予防に重要なこと」を知っている人は全体の32.2%に過ぎず、定期チェックを受けている人は全体の半数以下という結果が出ています。

知識の普及と行動の変化が、今まさに求められています。

虫歯・歯周病はなぜ怖いのか〜放置するリスク

虫歯も歯周病も、初期は「ほぼ無症状」です。

虫歯は、歯の表面のエナメル質が溶け始めた段階では痛みを感じません。神経に達して初めて強い痛みが出ます。そのときにはすでに、歯の内部が大きくダメージを受けている状態です。治療の規模も大きくなり、歯への負担も増します。

歯周病はさらに厄介です。歯を支える骨(歯槽骨)が少しずつ溶けていく病気で、進行しても痛みを感じにくいため「静かなる歯の喪失原因」とも呼ばれます。45歳以上の国民の半数以上が罹患しているとされており、歯を失う原因の第1位です。

さらに近年では、歯周病と全身の健康との関係も明らかになってきています。歯周病が糖尿病や心疾患、誤嚥性肺炎などの生活習慣病と深く関わることが報告されており、お口の健康は全身の健康に直結しています。

「歯が痛くないから大丈夫」は、残念ながら通用しません。定期的なチェックで、見えないリスクを早期に発見することが大切です。

予防歯科でできること〜PMTCとセルフケアの両輪

予防歯科の柱は、大きく2つあります。

プロによるクリーニング(PMTC)

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは、歯科医師や歯科衛生士が専用の機器を使って行う、プロフェッショナルなクリーニングのことです。

毎日の歯磨きでは落としきれない「歯石」や「バイオフィルム(細菌の塊)」を除去します。特にバイオフィルムは、歯ブラシでは物理的に取り除けない構造をしており、プロの手によるケアが不可欠です。

PMTCを定期的に受けることで、虫歯・歯周病の原因菌を減らし、お口の環境を清潔に保つことができます。歯の表面もツルツルになり、汚れが付きにくくなる効果もあります。

正しいセルフケアの習得

プロのケアだけでは不十分です。毎日のセルフケアの質を高めることが、予防の土台になります。

歯ブラシの当て方、フロスや歯間ブラシの使い方、磨き残しやすい場所の確認……。これらは一人ひとりのお口の状態によって異なります。当院では、患者様のお口を実際に確認しながら、その方に合ったブラッシング指導を行っています。

「ちゃんと磨いているつもりなのに虫歯になった」という経験はありませんか?

それは、磨き方に改善の余地があるサインかもしれません。正しい方法を身につけることで、毎日のケアの効果は大きく変わります。

船曳歯科医院の予防歯科〜50年の歴史が支える安心のケア

当院の予防への取り組みは、約50年前にさかのぼります。

先代の父が開業した当初から、予防を診療の中心に据えてきました。今のように「予防歯科」という言葉が広く知られる前から、全室個室の診療室を整え、予防歯科先進国であるアメリカの診療スタイルを学んできた歴史があります。その理念を受け継ぎ、現在も変わらず予防・メンテナンスを大切にした診療をお届けしています。

患者様一人ひとりに寄り添う診療スタイル

当院では、1回のアポイントを1〜2時間に設定しています。

「今だけの治療」「ここだけの治療」ではなく、将来を見据えたお口全体の健康づくりを一緒に考えたいからです。短時間で次々と患者様をこなすのではなく、一人ひとりと真剣に向き合う——それが当院のスタイルです。

診療室は全室個室です。他の患者様の目を気にせず、プライバシーが守られた環境で、落ち着いてケアを受けていただけます。院内はカフェのような落ち着いた内装で、歯科医院の雰囲気が苦手な方にも「ここなら通えそう」と感じていただけるよう工夫しています。

徹底した感染対策

安心して通い続けていただくために、感染対策にも力を入れています。

グローブやハンドピースなど、患者様のお口に入るものはすべて一人ひとりごとに滅菌または廃棄しています。治療室では清潔域と不潔域を明確に区別し、グローブをしたまま引き出しを開けたりキーボードを操作したりといった行為は行いません。診療室は換気設備による常時換気に加え、一人の診療が終わるごとに大きな窓を全開にして換気を徹底しています。

予防歯科を続けるために〜通いやすい環境づくり

予防歯科は、一度行けば終わりではありません。継続することに意味があります。

「忙しくてなかなか行けない」「歯医者が苦手で足が遠のいてしまう」——そういったお声もよく聞きます。当院では、そんな方でも通い続けやすい環境を整えています。

アクセス・診療時間

神戸市中央区・元町駅から徒歩3分、三宮駅から徒歩9分の好立地にあります。お仕事帰りや買い物のついでにも立ち寄りやすい場所です。

診療時間は月・火・水・金・土曜日の10時〜13時、14時〜18時です。木曜・日曜・祝日は休診となっています。

キャッシュレス対応・デンタルローン

保険診療・自由診療を問わず、クレジットカードでのお支払いが可能です。QRコード決済・タッチ決済・交通系ICカードなど各種電子マネーにも対応しています。デンタルローンの取り扱いもありますので、費用面でのご不安もお気軽にご相談ください。

24時間AI相談・Web受付

「受診前にちょっと聞いてみたい」「費用がどのくらいかかるか知りたい」——そんなときは、24時間AIチャット相談をご利用ください。予約や診療内容、費用のことなど、いつでも気軽に相談できる体制を整えています。Web受付にも対応していますので、お電話が難しい方もご安心ください。

まとめ〜今日から始める予防歯科

予防歯科は、歯が痛くなってから始めるものではありません。

健康な今だからこそ、定期的なメンテナンスで「その状態を守り続ける」ことが大切です。一度失った歯は元には戻りません。でも、今から始めれば、将来の自分の歯を守ることができます。

「80歳になっても自分の歯で食事を楽しみたい」——そのために、今できることを一緒に考えましょう。

当院では、初めての方も安心してご来院いただけるよう、丁寧なカウンセリングからスタートします。「歯医者が苦手」「久しぶりで不安」という方も、ぜひ一度ご相談ください。

「自分だったら、どんな治療を受けたいだろう?」——その問いを、私たちはいつも忘れません。

予防歯科の詳細や、当院のメンテナンスプログラムについては、ぜひ公式サイトをご覧ください。

船曳歯科医院 予防の詳細はこちらからご確認いただけます。お口の健康を守る第一歩を、今日から始めてみませんか?

著者情報

院長

船曳 晃滋(ふなびき こうじ)

船曳 晃滋
(ふなびき こうじ)

略歴

奥羽大学歯学部卒業
船曳歯科医院勤務
平成24年 船曳歯科医院が現在の場所に移転・院長就任
現在に至る

Web受付

Web受付

tel

078-331-1103

TEL

Instagram

Instagram