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歯ぎしり・食いしばり等を改善! 歯科でボトックス療法

2024.10.19
歯ぎしり・食いしばり等を改善! 歯科でボトックス療法

歯ぎしりや食いしばりに悩んでいませんか?

これらの癖は、歯や顎に大きな負担をかけ、歯が割れたり、顎関節症を引き起こしたりする原因となります。

そんなお悩みを解消する方法として、歯科で行うボトックス療法が注目されています。
ボトックス療法は、過剰に活動する筋肉をリラックスさせることで、歯ぎしりや食いしばりを効果的に改善します。

本記事では、ボトックス療法の効果やメリットについて詳しく解説します。

歯ぎしり・食いしばりが及ぼす悪影響

歯が割れる

強い力が長時間歯にかかると、歯が割れることがあります。特に食いしばりをする方に多く見られる症状です。
また、詰め物をした後に高さが変わった歯にも注意が必要です。その歯に過度な力がかかり、割れてしまう可能性があります。

歯の根っこが割れる

虫歯や歯周病に次いで、歯を失う原因として多いのが歯根破折です。
これも食いしばりをする方に多く見られる症状で、歯根が割れると歯を残すことが難しく、抜歯が必要になります。

歯周病悪化につながる

歯周病はプラーク(歯垢)の中の細菌が原因で、歯茎に炎症を起こします。
症状が進行すると歯を支える顎の骨が溶け、最終的に歯が抜けてしまう病気です。
歯周病の方が強くかみしめると、顎の骨に過剰な負担がかかり、骨の吸収が急速に進行します。
その結果、歯周病が悪化してしまいます。

詰め物が取れやすい

歯ぎしりや食いしばりをすると、詰め物や被せ物に大きな負担がかかります。
長期間、強い力がかかり続けると、詰め物や被せ物が取れやすくなったり、割れたりすることがあります。

顎関節症になりやすい

顎関節症は、顎の関節や筋肉に痛みを感じたり、口を大きく開けられなかったりする症状です。
また、関節から「カクンカクン」という音がすることもあります。
歯ぎしりが顎関節症の主な原因になることがありますので、注意が必要です。

ボトックス療法の効果

ボトックスが筋肉の動きを部分的に麻痺させることによって、歯ぎしりや食いしばりが緩和されます。
この結果、歯や顎にかかる負担が大幅に減少し、歯の摩耗や顎関節症、さらには頭痛や肩こりなどの関連症状も改善する効果が期待できます。
特に夜間の無意識の歯ぎしりを抑えることで、睡眠の質の向上や日中の疲労感の軽減にもつながります。

歯科で行うボトックス療法のメリット

迅速な効果

ボトックス注射の効果は、通常、注射後数日から1週間ほどで現れます。
効果は約3〜6ヶ月間持続し、この期間中は歯ぎしりや食いしばりの頻度や強度が大幅に減少します。
症状が改善されることで、歯や顎への負担が減り、日常生活がより快適になるでしょう。

非侵襲的治療

ボトックス療法は、手術を伴わない非侵襲的な治療法です。
治療は短時間で済み、注射による痛みや不快感も最小限です。
治療後のダウンタイムがほとんどないため、治療を受けた当日から通常の生活に戻ることができます。
また、他の治療法と比べてリスクが低く、入院や長期の療養が必要ない点も魅力です。

症状の多角的な改善

ボトックス療法は、歯ぎしりや食いしばりそのものを改善するだけでなく、これらの問題に関連する他の症状にも効果を発揮します。
例えば、顎関節の痛みやこわばり、頭痛、肩こりなど、歯ぎしりや食いしばりによって引き起こされる二次的な症状も軽減されることが多いです。
これは、筋肉の緊張が緩和されることで、全身の筋肉バランスが改善し、全体的な健康状態の向上につながるためです。

クリニック紹介

船曳歯科医院

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船曳歯科医院では、「自分だったら、どんな治療を受けたいだろう?」ということをいつも考えて診療しています。
そのために、痛みや不安など色々なことに配慮して、それが解消できるように工夫し、普段の診療に繋げております。
「歯医者が苦手」「治療が怖い」「痛いのは苦手」という方も、安心して神戸市中央区・元町駅からすぐの船曳歯科医院へお越しください。

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